まずは自己紹介をさせてください。gugusukeと申します。
昔から人見知りのため初対面の人と話すのが苦手です。
必須の能力
それはプログラミングスキルではありません。
会話をする能力、つまりコミュニケーション能力になります。
IT業界の仕事はどんなイメージですか?
イメージとしては毎日パソコンと向き合ってプログラミングをしている仕事という人がほとんどではないでしょうか。
もちろんわたしもそう思っていた人間です。
ひたすらパソコンに何かを打ち込んで、誰かと話をすることはほとんどなく、人と関わることの苦手な人にはもってこいの仕事だとそう思っていました。
しかし、IT業界に就職してからその考えが覆されました。
実際の仕事内容
パソコンに向き合っている時間と同等に近いくらい、誰かと話をしているのが現実です。
IT業界に就職するためにプログラミングを学ぶという心掛けは素晴らしいと思います。
しかし、実際にプログラミングの技術がすぐに役に立つかというとそうではありません。
それよりもコミュニケーションを取ることの方が必要な能力になります。
なぜなのでしょうか?
それは、プログラミングをするにも何をするにも会話をして決めたり、どう進めるかを話さなければならないためです。
お客様とは作りたい機能を実現するために要望を引き出します。
要望についてもこちらからこっちの方が便利じゃないですかといった改善要望を提案したり、さらに詳細に落とし込む必要があります。
やっと決まった要望に対しても、今度はプロジェクトのチーム内でどう実現させていくかを話します。
会話に会話を重ねてやっとプログラミングに入っていくのです。
ここまで聞いても会話が重要であることがわかると思います。
さらに、こちらの記事で軽く触れていますが、詳細設計書とプログラミングをする人が違うことがほとんどです。
つまり何をやりたいかは詳細設計書を作成する人はわかっていても、プログラミングを作る人は詳細設計書を見て始めて知るということもあります。
そうなれば、詳細設計書を作成した人にやりたいことを確認したり、プログラミングの方向性を確認したりと会話が必要になってきます。
何をするにもコミュニケーション能力が重要になってくるのです。
こんな経験があります
現場に配属される場合、基本的にはお客様と面談を行います。
その人物がプロジェクトチームの一員になるわけですから、お客様もチームの一員になるに相応しい人物であるのかを確認します。
面談では、今までの経歴やスキルについて質問されることになりますが、当然お客様はより高いスキルを持った人物を求めています。
わたしはJAVAの経験でいうと約3年と短いので、スキル的には物足りないと判断されることの方が多いです。
しかし、面談での受け答えや人間性をみていただいて、最終的には面談に合格することがほとんどです。
その理由として、面談の担当者からスキルは物足りないけど、人間性が良いから合格にしたよと直接言われることが結構あります。
とある現場では、
後日飲み会の席で、技術的には厳しかったけどコミュニケーションもちゃんと取れるし、一緒に仕事をしたいと思える人物だったから上司に懇願したよ
と面談を担当した方に言われたこともあります。
まとめ
プログラミングのスキルはもちろんあるに越したことはありません。
しかし、それ以上にコミュニケーション能力が重要になってくるのがIT業界です。
営業が苦手だから人とあまり接しないIT業界に就職をしようと考えている人がいるのであれば、それは大きな間違いですので考えを改めることをおすすめします。
ごく一部では人とあまり関わらない現場もありますが、ほとんどの現場では人と関わって仕事をします。
コミュニケーション能力に優れており、プログラミングスキルもある人材が活躍できるのがこのIT業界です。
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