まずは自己紹介をさせてください。gugusukeと申します。
2022年9月ごろから実際に水道代が倍近く高くなってしまった時にやったことを紹介していきます。
水道代が高くなった原因
結論として、水漏れが原因でした。
しかも、目に見えて水が漏れているという訳ではなく、ちゃんと下水に水が流れ、それを補完するために常に水が供給され続けているという状態でした。
さすがに目に見えないと気付けなかったです…
初めにやったこと
まずはネットで二人暮らしの平均的な水道の使用量を調査しました。
水道代が高くなるということは単純に使用量が増えているということになるので、一般的な使用量がどの程度のものなのかを調べてみました。
水道代の金額は住んでいるところによって違うため使用量で調べました。
多くのサイトで月の平均が15 m3から多くても20m3前後であることがわかりました。
わたしの水道使用量は明細上47m3、41m3だったので、1ヶ月にすると23.5m3、20.5m3となり、平均より高めであることがわかります。
主な水道の使用は、日常生活で使用している洗濯、トイレ、シャワー(たまにお風呂)、洗い物などの他に、金魚の水槽(10ℓ程度)、ベタの水槽×2(計8ℓ程度)ぐらいかなと思います。
極端に使用している訳ではないので水漏れによる影響なのかなと考えるようになり、水漏れしていないか水回りの点検をすることにしました。
点検方法
まずは本当に水漏れしているのかを確認するため水道メーターのパイロットと呼ばれる銀色の部品を確認します。
このパイロットが回っていれば水が供給されていることになるので、水を使っていない状態でパイロットの確認をしました。
すると水は使っていないはずなのにパイロット部分が回っています。
残念ながら水漏れが確定した瞬間でした。
確定した瞬間に思ったことが2つあります。
今すぐ業者さんにお願いするか、それとも自力で直せるのかということです。
水回りで下手に自分で修理をして悪化させてしまうのは1番最悪のケースなので、一旦業者さんに頼むとどのくらいの金額になるかを調べました。
【水道修理屋】個人的にはちょっと高いなという印象だったので、一旦自分で修理する方向で水漏れしている原因を特定することにしました。
とはいえ、素人なので出来ることをやっていきます。
お風呂場、洗面所、トイレ、洗濯機、キッチンが主な水回りになるので、1箇所ずつ確認していきます。
- お風呂場:シャワーヘッドから水が漏れていないか。
- キッチン、洗面所:給水管、排水管から水漏れしていないか、蛇口から水が漏れていないか。
- トイレ、洗濯機:給水管、排水管から水漏れしていないか。
といった感じで目に見えて水漏れしていそうなところを確認していきました。
その結果は特に問題なしでした。
ただ、トイレの給水管に気になる部分がありました。
今まで気にもしていませんでしたが水滴が給水管についていたのです。
最初は外気との差で水滴がついているのかなと思ったのですが、去年の同時期でも見たことがない気がしたので気になり、もう少しトイレを調べることにしました。
給水管、排水管から水が漏れていることは確認できませんでしたが、しばらくトイレに篭っていたことであることに気付きました。
どこからかチョロチョロと永続的に音がしていたので、トイレから水漏れしている可能性が高いと判断しました。
最後の確認として、トイレの止水栓を止めて水道メーターを確認したところ、パイロットが完全に止まったので何かしらの原因でトイレの水が供給され続けていることによる水道使用量の上昇ということが確定されました。
特定した後にやったこと
トイレの仕組みなど当然知りませんのでとりあえずタンクの中を覗いてみました。
タンクの中には色々な物がありましたが、そこまで複雑な作りはしていませんでした。
特にトイレのレバーがかなり原始的な仕組みだったのは衝撃的でした。
タンクに水を張ったままだと作業がやりにくかったので、半分程度抜くことにしました。
レバーと繋がっているオモリのようなものを持ち上げると勢いよく水が抜けていきます。
半分ぐらいになったところでオモリを元に戻しました。
ここでふと気が付いた事があります。
常に水が流れているということは、タンクの水を一定にするために供給している。
つまり水が抜けているから供給されているのではないかと。
そう思ったので試しにオモリを少し押し込んでみました。
するとチョロチョロしていた音がなくなったのです。
原因解明の瞬間でした。
そうとわかれば直す方法を調べるだけです。
オモリのようなものは「フロートバルブ」と呼ばれているもので、これを取り替えれば直るんじゃないかという事で急遽購入してきました。
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修理方法
修理方法はいたって簡単です。
購入した「フロートバルブ」を交換していきます。
まずは水を全て抜き、元々の「フロートバルブ」を取り除きます。
新しい「フロートバルブ」を取り付けて完成となりました。
レバーとオモリはチェーンで繋がっているのですが、このチェーンの長さをきっちりしないと上手く水が流れなかったので、何度か調整しながら取り付けました。
取り替え自体は15分もかからずに出来たと思います。
肝心の水漏れですが、タンクに水を注いでも今までのチョロチョロ音は聞こえなくなったので、解決したと思っています。
次回の明細が楽しみです。
最後に止水栓を解放してミッションコンプリートとなりました。
まとめ
今回は水道代が急激に上がったため、水漏れを疑い調べることにしました。
結果としては、水漏れの原因も発見でき、自分で修理できたので最低限の出費で済みました。
もし気付かずにそのままにしていたらと思うとちょっと寒気がしてきます。
そこまで新しいトイレという訳ではなかったので、経年劣化が原因だと思います。
修理自体はそこまで難しくなかったですが、自分で修理する自信のない方は業者にお願いする方が確実ですし、安心かもしれませんので、冷静に判断していただければと思います。
万が一のことがあって、トイレが使用できなくなっては大変ですからね。
水道代が高い方は1度点検してみても良いのではないでしょうか。
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